仙台は19日に明治安田J1・2nd第11節・湘南戦を迎える。前節・名古屋戦(1○0)は無失点で勝利。守備に手ごたえを得たところで、攻撃に勢いのある相手と戦うことになる。渡部博文は前節の守備について、それまでとやり方自体は変わっていないとした上で「守備のテンションを上げられた」ということを勝因に加えた。前へ向かう攻撃のテンションが高い湘南相手の戦いについては「強気の駆け引きを90分間続けたい」と意気込む。
もう一つ高めたいのが、運動の質だ。仙台は苦しい時期も走行距離やスプリント数に表れる運動量を大きくは落とさなかった。だがそれを結果に結び付けるには、連動性など、動きの質を向上させることが必要だ。渡邉晋監督は走力の高い湘南に対し、彼らの運動の質を抑える策を持つとともに「前節のわれわれは質の高い運動をできた手ごたえがあります。湘南戦はそれを試すチャンス。前節の良いイメージのもとでぶつかりたい」と展望する。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/09/17 17:50