8月29日の明治安田J1・2nd第9節・鳥栖戦(7○1)に途中出場した前田凌祐。レアンドロへ最高のクロスを送ったが残念ながら得点とはならず。試合後、レアンドロから「ごめんなさい」とお詫びがあったようで、前田は「次に取っておくということですね」と笑顔を浮かべ、次なる共演を望んだ。
2日はJリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝、アウェイ日立台で柏との第1戦を迎える。鳥栖戦大勝の余韻も残るが、ネルシーニョ監督は1日の練習後、「得点はすべてオーガナイズ、選手が良いポジションをとることで奪えたもの。得点だけに走らない意味でも、そこは重点的に伝えたい」とし、選手たちに”良い守備”の継続を強く求めた。それを前提に「180分の勝負。集中を切らさず2試合とも戦わなければならない」と語っている。
柏とは今季、リーグ戦で2戦2敗。苦杯をなめ続けているが、岩波は「リーグ戦の反省を生かして勝ちに行く」と気合い十分。チームの士気に乱れはない。
(神戸担当 小野慶太)
2015/09/02 07:00