急激に発達した雨雲と雷雲の影響により、1日の練習では、15時からの開始直後、豪雨に見舞われた舞洲。落雷の危険性もあるとのことで、急きょ屋外での練習は中止となり、室内トレーニングに切り替えられた。
練習、そして、普段より長めのスタッフミーティングを終えて取材に応じたパウロ・アウトゥオリ監督は、「サッカーのコンセプトを共有すること、自分たち、相手の試合を見ること。そういったことをミーティングでは行っている。(天皇杯1回戦・FC大阪戦/1●2の映像も)もちろん見た。(試合について)選手たちと話はしたが、細かいことに関しては、われわれの中で話すべきこと。公にできないこともある。試合後にも言ったが、敗戦の責任は私にある」と話した。
また、天皇杯1回戦での敗退により、次節の明治安田J2第31節・栃木戦まで2週間の準備期間が与えられることになったが、「人生と同じで、クラブにもプラスとマイナスがある。いかに反省を生かして、次への教訓にするか。われわれの目的であるJ1昇格に向かって高い意識を持って練習に臨みたい」と、あらためて、1本に絞られた“J1昇格”という今季最大の目標に向けて歩みを進めることを誓った。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/09/02 07:00