26日、京都は西京極でU-22日本代表候補と練習試合(45分×2)を行い、2-1で勝利した。前半は相手に押し込まれる時間帯も長かったが、38分、左SBで先発した下畠翔吾のクロスに大黒将志がヘッドで合わせ、さらにポストに当たったはね返りを大黒が押し込んで京都が先制点を奪った。両チームほぼメンバーを入れ替えて臨んだ後半も、京都が先手を取った。47分、フェホのクロスに石田雅俊が頭で合わせて2点目を挙げた。
この試合では、前半は杉本大地、後半は山田元気と、いずれもU-22日本代表候補への招集歴がある選手が京都のゴールを守った。杉本は、原川力のミドルシュートをはじくなど無失点で終え、山田も終了間際に1失点こそ喫したが、直後の決定機を好セーブで阻止するなど、随所に光るプレーを見せた。
試合後、杉本は、「自分はいま、選ばれていない立場なので、しっかりアピールする気持ちも込めて試合に臨んだ。でも、今日のプレーの程度では全然選んでもらえないと思うし、もっと高めていかないといけない。(チームで先発を勝ち取る必要がある?)それが一番だと思うし、サンガで結果を残したい」と話した。
また、敵として京都と対戦した原川は、「やりにくかったし、一人ひとりもうまい。こっちの守備もあまりハマらなかった。(山口)智さんとのコイントスは緊張した(笑)(キャプテンマークは?)練習試合の時は何度か巻いているけど、今日は相手が京都だったからじゃないですか(笑)」と試合を振り返った。(小田 尚史)
(BLOGOLA編集部)
2015/08/26 18:15