アジア大会へ挑むU-21日本代表に召集されながら、9月上旬の直前合宿で無念の負傷離脱となった杉本大地。
“左足関節外側じん帯損傷”により全治6~8週間という診断結果が出たが、今週からチームの全体練習へ合流している。予定よりもずいぶん早い復帰となったが、トレーナーたちと懸命にリハビリに取り組み、自宅にも器具を持ち帰って治療にあたるといった努力が実った形だ。
先週から負荷の高いメニューをこなし始めて、オフ明けの9月30日にはアダウトGKコーチと共にシュートストップなど様々な動作を確認。そして10月2日の練習では、ゲーム形式でゴールマウスを守る場面も見られた。
U-21代表合流直前のJ2第30節・千葉戦(3△3)では3失点こそ許したものの、パフォーマンスは悪くなかった。現在は1年後輩の山田元気がベンチ入りしているが、まずはそこへ戻ることが直近の目標だ。そして「GK3人で高めあっていきたい」(杉本)と先を見据える。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/10/02 19:31