柏にとって12日の明治安田J1・2nd第6節・神戸戦は、同第3節・川崎F戦(7月19日/1○0)以来のホームゲームだ。相手の神戸は昨季まで柏の指揮を執ったネルシーニョ監督、この6月まで柏に在籍していたFWレアンドロもおり、試合は必然的に熱を帯びたものになるだろう。
観客はともかく、選手たちに認められるのは“熱さと冷静さ”の両立。DF鈴木大輔は「盛り上がりはすごくあると思う。久しぶりのホームということで、プレーが慌ただしくならないように、テンションが高くなり過ぎない試合の入りをしたい」と“冷静さ”を強調する。
レアンドロにも警戒は必要だが、大切なことはいつも通りのプレー。吉田達磨監督も「レアンドロに対して感傷的というか、変につぶしに行ってみたり、(逆に)行けなかったりというのが無いように、マルキーニョスも渡邉千真も、(小川)慶治朗もいますから」と、行き過ぎた思い入れを戒めていた。
(柏担当 大島和人)
2015/08/11 20:07