梅崎司の調子が上がってきた。
今季、開幕時から好調を維持してきた梅崎だが、明治安田J1・2ndステージに入ると右ふくらはぎの負傷で離脱。名古屋戦(2nd第4節/1●2)と甲府戦(2nd第5節/1△1)は途中出場したものの「コンディションはマックスではない」状態で、この中断期間で「もう一つ二つ上げていきたい」としていた。
そして中断期間の練習3日目、ボールを使ったトレーニングの2日目となったこの日、梅崎はドリブルで仕掛けたところに相手が寄せてきたところでもう一段ギアを上げるようなスピードとキレを随所に見せていた。梅崎自身、「体の反応も感触は良かった。ディフェンスをやっていても動けていると感じた」と好感触の様子だ。
梅崎が負傷している間、結果こそ出ていないものの高木俊幸がチームにフィットするなどライバルも強力だが、ハーフシーズンでキャリアハイにあと1点と迫る6得点を決めて1stステージ優勝に貢献したドリブラーが、完全復活とともにチームの起爆剤になるか。
(浦和担当 菊地正典)
2015/08/03 19:52