ヴァンフォーレ甲府U-18のGK中村将(右)とMF7末木裕也(左)。トップ昇格を狙う2人でもある。後ろを通行中なのは、アメリカ版のゴジラみたいなシルエットだが、FWコンバートで日々特訓中の熊谷駿
佐久間悟GMが監督兼任になってからの練習は明らかにハードになった。谷真一郎フィジカルコーチが助手席でブレーキを踏まないと時にはオーバーワークになるくらい。ピッチの上で説明する時間が少し長くなることもあるが、頭と身体を同時にフルに使って集中しないとついて行けないメニューが多い。
日本クラブユースサッカー選手権(U-18)が終わり、甲府 U-18のGKの中村将とMFの末木裕也が現在練習参加しているが、彼らも緊張感の中でプロの厳しさを味わっている。8月3日のカウンターを意識したメニューでは、「いいボール蹴ってくれよ。(カウンターの)練習にならない」と佐久間監督に強く言われて、緊張感を高めていた。1回のキックミスがグループの動きを台無しにするからだが、徐々にこのプレッシャーの中でもついて行けるようになっていた。8月22日からは高円宮杯 U-18サッカーリーグ2015プリンスリーグ関東が再開するが、初のベスト8入りを果たしたクラブユースの手ごたえを結果につなげ、何としてもプリンス関東に残留したい。
(甲府担当 マツオジュン)
2015/08/03 19:47