前節のアウェイ・栃木戦(2○0)で3試合ぶりに勝利した磐田。今節・千葉戦へ向けてはずみを付けたが、結果的に、ここ数試合で首位・大宮との勝ち点差は『8』に拡大してしまった。
その理由の一つは先制後の試合運び。前節を含め、7試合連続で先制点を奪うことはできているが、4勝2分1敗と勝ち切れない試合もあった。第19節・岐阜戦(2●3)では2点のリードから逆転を許すなど、一度相手ペースとなると踏ん張ることができていない。
前節は2点のリードを得て、危なげなく勝利。また、最終ラインの伊野波雅彦は「苦しくなったときにどうするかということを確認できた」と今週の調整を振り返っている。“負の流れ”を断ち切ることはできているか。今節の上位決戦であらためて問われることになる。
勝利へのポイントは先制後のゲームコントロール。逆に先制を許せば、第16節・徳島戦(2△2)以来、8試合ぶりとなる。注目の一戦はどんな展開となるか。
(磐田担当 南間健治)
2015/07/18 07:00