今節、対戦する大宮に所属する播戸竜二とは13年に鳥栖で共にプレーしているのが末吉隼也だ。末吉はかつてのチームメートとの対戦を前に「バンさんはポジショニングが上手いし、良いところに顔を出してくる。ゴール前に入ってくる形も持っている」とその存在を警戒した。しかし、播戸を抑えるというよりも「バンさんだけじゃなく横谷(繁)選手や家長(昭博)選手にどれだけ仕事をさせないかがカギになってくる。そこに入れさせないようにしっかりプレッシャーをかけたい」とボランチとしては出し手封じの方が意識は強い様子だった。
前回対戦(明治安田J2第16節/0●2)を振り返って「個人的には引き過ぎたかなと思います」と語る。その反省を踏まえて「今回はこっちのホームだし、向こうに自由に作らせないように前から行けば引っかけることもできるかなと思います。行かないで自由に回されると精神的にもきつくなる」と果敢に前から仕掛けることを示唆していた。
(福岡担当 杉山文宣)
2015/07/16 15:39