独特のヘアスタイルと日焼け肌は2012年から変わらずアグレッシブだ
前節(明治安田J2第7節)の大宮戦(2○0)で、負傷した谷澤達也に代わって途中出場した田中佑昌。守備では家長昭博を抑え、攻撃では井出遥也の先制点をアシストするクロスを上げた。これで第6節・京都戦(2○0)に続き、2試合連続で途中出場からのクロスでアシスト。本人は「運も味方してくれている」と至ってクールだが、今節・愛媛戦は谷澤の状態によりスタメン出場の可能性が高まっていることから、「しっかり準備する」と言葉に力を込めた。
力がこもる理由の一つに、今季から愛媛のベンチに座る木山隆之監督の存在がある。木山監督は2012年に千葉を指揮しているが、その年に福岡から移籍してきた田中を重用した。「結構、怒られた(笑)」と田中は当時を振り返るが、「前向きじゃないミスに対してはすごく言われた。アツい人だった」と、今となっては良い思い出。「成長している姿を見せたい。運動量と、どんどん飛び出していくところを出していきたい」。アツきかつての師に、前向きでアグレッシブなプレーを誓った。
(千葉担当 芥川和久)
2015/04/16 20:57