明治安田J2第23節水戸戦では鈴木惇が出場停止。第22節北九州戦(4○2)での活躍のみならず、福岡のストロングポイントであるセットプレーのキッカーとして貢献を続けてきただけにチームにとっては大きな痛手。しかし、中原秀人はこの機会に燃えている。
「自分にとって、今は連戦でのターンオーバーだったり、累積警告での出場停止になった選手の代わりしかチャンスはないので、そこで結果を出すしかない」
思うように出場機会を得られていない中でいきなり試合に出て結果を残すのは容易ではない。しかし、自分の立ち位置を変えていくには巡ってきたチャンスで結果を出すしかない。
「東京V戦(第21節/1△1)では自分が点に絡みたいという気持ちがあり、そこでちょっと自分のポジションから外れることがあったので、そこをもう1回見直して守備からしっかりと自分のポジションを外さずにやりたい」
定位置奪取への足掛かりとなるか。中原秀にとっては重要な試合になりそうだ。
(福岡担当 杉山文宣)
2015/07/10 18:09