FC東京のFW武藤嘉紀が明治安田J1・1st第8節・新潟戦に向けて「自分の真価が問われている」と語り、意欲を示した。
現在リーグ戦5得点で得点ランク3位に位置する武藤。ただ、前節・山形戦(1○0)後は両ひざをアイシングし、さらに腰や首にも痛みが残るなど、厳しい連戦の中で万全の状態ではない。
それでも、武藤は気を吐いた。「連戦でベストなコンディションで戦うことは難しい。いまも100%の状態ではないけど、試合までにそれに近づけるようにしたい。こういうときに自分がどこまで戦えるか。真価が問われているし、全力でプレーしないといけない」。
最近は毎試合厳しいマークに遭い、1試合の中でチャンスの機会は決して多くない。ただ「ワンチャンスをモノにする意識を高く持っている。昨季に比べてゴールの確率は上がっていると思う」と前向きに捉えている。
今節の会場・デンカビッグスワンスタジアムは、昨季の試合でゴールを挙げた地。「またあそこで点を取って、ここからさらに飛躍できるようにしたい」。
満身創痍の立場でも、青赤の若きエースはただひたすらゴールに向かっていく。
(FC東京担当 西川結城)
2015/04/28 20:50