明治安田J2・第9節岐阜戦(2△2)では先発から外れた末吉隼也。2週間で5試合という過密日程を考慮し、「ローテーションしながら」と話していた井原正巳監督だったが末吉のベンチスタートもその一環だった。結果的に出場機会はなく、今季初めて出場なしとなった末吉だが「試合に出てる方が好きだから出たかったですよ」と笑顔を見せて、さっそく気持ちを磐田戦へと切り替えていた。
去年の福岡は名波浩監督に代わる前に磐田との対戦を終えており、名波・磐田との対戦は今回が初めて。しかし、末吉は去年、大分で名波・磐田とは対戦済み。「去年、大分で対戦したときは守備も淡泊だったし、ルーズなところもあってボールを持つことも結構、できた」と当時の印象を振り返っている。しかし、「今年はそれが改善されているように見えるし、戦いづらい相手だと思う」と首位を走る磐田の変化も感じ取っている様子だった。
(福岡担当 杉山文宣)
2015/04/27 15:58