公式戦7連敗中の清水にとっていま何が必要なのか。大榎克己監督は、「勝つこと」と「救世主」の2つを挙げた。その救世主の存在は?
ヤマザキナビスコカップ第4節・仙台戦を前日に控えた21日。大榎監督は会見で救世主の存在の候補を聞かれ、「たくさんいる」と答えるにとどまったが、「北川航也は出場する」と明かした。
過密日程やカップ戦ということもありリーグ戦からメンバーの変更は以前から示唆している。この非公開での練習でメンバーを固めたと見られるが、この日、北川の出場は決定的となった。北川は「仙台は真ん中が固いので、外から攻めることになると思う。自分のところが重要かなと思う」と、出場すればプロ初先発となるこの試合でも、自らの役割は理解している。
「試合になって緊張することはない」
大榎監督がユース時代から育てあげた大物ストライカーは、チームの流れを変える「救世主」なれるかに注目だ。
(清水担当 田中芳樹)
2015/04/22 09:00