清水は21日、水谷拓磨、北川航也、宮本航汰のユース3選手のトップ昇格内定を発表し、会見を行なった。3人を育てた大榎克己監督は「彼らが中心になったとき、黄金時代が来る」と期待を寄せた。
水谷はこれまでリーグ戦3試合に出場。持ち味は「攻守の切り替えの早さ」(水谷)と、その能力をJ1の舞台でも発揮している。北川はU-19にも選ばれているFWで、最大の長所は「スピード」(北川)。左膝半月板損傷というけがを乗り越え、プロへの切符をつかんだ。宮本は中3の夏に父親と交わした「全国制覇すること」「プロになること」という2つの約束を果たすことになった。特徴は「後方からの長短のパス」(宮本)。登録はMFだが、DFとしても活躍する。
この3人は早くからトップチームの練習にも参加しており、チームに馴染むのも早いだろう。監督の言う「黄金時代」も、意外と早く来るかもしれない。
※写真:左から宮本航汰、水谷拓磨、北川航也
(清水担当 田中芳樹)
2014/09/22 17:42