前節の明治安田J1・1st第6節・新潟戦(2△2)の後半から出場し、劣勢を一変させる戦術の体現力を披露したフェフージン。ここまで出場機会は多くないが、「チャンスが来たときにモノにする準備をしようと、何も変えないことを意識してきた」と、自分を信じて練習に打ち込んできたことを明かした。
そんなブレないマインドは日本食にも及ぶ。「サカナとか知ってますよ、いろいろ知ってます。ただ、まだ食べていない」という。ブラジルのコリンチャンスに在籍していた際、チームメートに連れられて日本料理店に足を運んだが、「僕は・・・」とあまり口にフィットせず、「向こうは向こう、こっちはこっちっていうのはわかりますけど・・・チャレンジしようとも・・・」と苦手な様子だ。
ただ、「家族も気に入っている。素晴らしい」と日本での暮らしにはご満悦で、日本食とのフィーリングは時間を使いながら合わせていくことになりそうだ。
フェフージンは「活躍を認められ、出場機会を増やしたい。意気込みは目に見えませんが、相当に強いです」と、ナビスコカップ第4節・川崎F戦を見据えている。
(神戸担当 小野慶太)
2015/04/22 07:00