15日の練習後、群馬の新加入選手たちに一枚の書面が手渡された。それはサポーターから寄せられたキャッチフレーズ候補一覧。選手たちはその中からお気に入りのキャッチフレーズを選択、それがスタジアムでの選手紹介時に使用されるという。
選手たちはキャッチフレーズのチョイスに頭を悩ませていたが、その状況下、書面を見ながら一人、深くうなずく男がいた。米国ブランド・ラルフローレンをこよなく愛する高卒ルーキー大岩亮太だ。彼の書面をのぞき込むと、約20種類のキャッチフレーズの最後に「ラルフローレン大岩」の文字が燦然と輝いていた。大岩は「前回のブロゴラ記事の影響でオレのラルフローレンイメージが浸透してきている。それは喜ばしいこと」と前髪を整えた。
大岩の面倒をみる先輩・夛田凌輔は「あいつの選択肢はただひとつ。試合前に『ラルフローレン大岩』のアナウンスを聞くのがいまから楽しみだ」と見守る。
大岩のJデビュー。それはラルフローレン伝説の新たな始まりとなることは間違いない。
(群馬担当 伊藤寿学)
2015/04/16 10:03