ナビスコ杯予選第1節・FC東京戦(1●2)では、相手のエース武藤嘉紀の攻撃を封じ続けたCB大野和成。どの試合でも、スピードと対人の強さを存分に発揮しているが、より上を目指すために課題としているのは、守備のポジショニングだ。
明治安田第J1開幕戦でPKを献上したシーンも、「悪いポジションから取りに行くからファウルになる」と柳下正明監督。大井健太郎と共にビデオでプレーを確認し、「修正点はクリアになった」と、明治安田J1第3節・柏戦に臨む。
柏の前線は流動的に攻撃をしかけてくることが予想され、「自分のマークに責任を持ちつつ、早めにいい判断をして、前の選手を動かしたい」とイメージする。対峙することも予想される武富孝介とは、2013年、共に湘南でプレー。
「(武富は)技術が高いし、運動量も豊富な選手。ずっと一緒にやっていて特徴も分かっているから、やられたくない」と大野。また昨年はリーグ2戦とも得点を決められた同期の鈴木大輔にも警戒していた。
(新潟担当 野本桂子)
2015/03/21 07:00