ルーキーイヤーから2年続けて41試合に出場し、いまや横浜FCの最終ラインに欠かせない存在へと成長を遂げた野上結貴。その裏には、今季より戦場を群馬へと移した先輩・松下裕樹の存在があった。「松さん(松下)には、横浜に来てから僕は相当お世話になりました。サッカーでも私生活でもそうですし、よくLINE(のメッセージ)もまらったりしていました。僕としては思い入れが強い人です」と語る。プロ入り直後からお世話になった恩人に対する思いは、いまも色褪せない。
「今年(横浜FCに)いないのはすごく残念ですけど、J2という同じ舞台で戦えるので、絶対に負けたくない。松さんも相当気合いが入っていると思うので」
そんな中で迎える3月8日の群馬との明治安田J2開幕戦。CBとボランチという位置関係上、マッチアップをする機会はそこまで多くないかもしれないが、チームを最終ラインから統率する男は、勝利での恩返しを先輩に誓う。
(横浜FC担当 松尾祐希)
2015/03/07 17:49