15日に行われた関東大学サッカーリーグ1部、残留を争う中央大学と筑波大学の一戦で中央大が勝利したことにより、中央大の1部残留と筑波大の2部降格が決定。筑波大は創部以来初の降格となった。
川崎Fには風間八宏監督、中村憲剛らをはじめ両校の出身者が合わせて6人いたが、彼らもこの試合を気にかけていた模様。「すぐに速報を見た」とは風間監督。記者がその現場を取材していたことを伝えると、「歴史の目撃者になったな」と苦笑い。中央大卒のアン・ビョンジュンは中村と抱き合って喜んだという。その中村は「良かった。今季はロッカールームでその話題(残留争い)で盛り上がっていたよ」と、本人も3年次に2部への降格を味わっていたこともあり、母校の動向を追っていたことを告白。
そんな中で最も感情を露わにしていたのは筑波大出身の谷口彰悟。公式試合記録に記された中央大の決勝点の時間帯、”90+1″を眺めながら「ここ…耐えきれなかったか…!」と額を抑えながら悔しがっていた。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2014/11/20 09:30