甲府は26日に川崎Fと対戦するが、法政大から甲府入りした新人FW・松本大輝と、川崎Fの谷口彰悟は小中高と同じチーム(熊本ユナイテッド、大津高)でプレーした同級生。松本によるといまはCBとしてプレーすることの多い谷口も、中学生まではドリブルを強みにするウイングプレーヤーだったのだという。谷口は高校でボランチに転向し、筑波大に入学すると風間八宏監督(当時)によりCBへ配置転換された。
大学時代に対戦経験があるかと問うと「1度しかない」と松本。しかしその試合で法政大1年生の松本はCB谷口を翻弄し、風間監督率いる筑波大から3得点を決める活躍を見せた。松本は“谷口キラー”にして“風間監督キラー”なのだ。川崎戦を右ひざの痛みで欠場する見込みなことは、甲府にとってくれぐれも残念なことである。
なお件の試合(2010年10月15日に熊谷陸上競技場で行われた関東大学リーグ)は法政大の“選手証不携帯”により没収試合となった。松本のハットトリックは認められず、記録上は3-0で筑波大の勝利となっている。
(甲府担当 大島和人)
2014/10/24 19:36