19日、日本代表で離脱していた松原健が合流した。9月の召集に続き、今回も出場はかなわなかったが、本田圭佑をはじめ多くの選手から刺激を受けて帰ってきた。
「一番は内田篤人選手。タイミングのいいオーバーラップや球際の強さ、寄せの速さ、カバーリングなど、守備の基礎がしっかりしていて、それを90分フルにやれている。自分には足りないところ」と話す。試合に出られなかったことは「実力不足」と自分に厳しく、「今後も代表に選ばれ続けるには、新潟で結果を出していくしかない」と、すでに気持ちはリーグ戦に向け切り替えている。
悔しさを闘志に変えて臨む今節のJ1第32節は、FC東京戦。松原のサイドには武藤嘉紀と太田宏介が並んでおり、日本代表同士のマッチアップとなる。
「しっかり阻止したい」と松原。「そこ(代表選手)を押さえれば、自分も注目してもらえるチャンス」と意気込む田中亜土夢と共に、右サイドを制圧したい。
(新潟担当 野本桂子)
2014/11/20 10:00