12日、神戸を代表する食いしん坊として知られる安達亮監督は、「あれはおいしかったなあ」と最近食べた『鰤しゃぶ』の余韻に浸った。
秋の気配が漂い始めた10月下旬、「3日連続で鍋ですねえ」と話したのは森岡亮太。この日、日本代表に追加召集された背番号10の食べた鍋のラインナップは、『ホルモン』『塩ちゃんぽん』『もつ』。心も体も温まる、鍋のおいしい季節がやって来た。
和田倫季にとっての鍋は、昨年の暮れからずっと『もつ』だ。「河本会で食べに行って以来、めっちゃはまりました」。季節を問わず『もつ』に魅了される2年目は、「焼肉も好きっすよ。先輩らが『胃がもたれるわあ』って言うんで、こっちでどんどん食べてます」。同期の前田凌佑ともども焼肉にがっつき続けているという。
ただ、「タク(岩波拓也)は違うんです。あいつ、ご飯(米)ばっかり食ってる」と和田。その真意を岩波に聞くと、「親に『ご飯を食え』って言われてきた。ご飯が食べたいから焼肉を食べています」とのこと。お米で育った神戸の大器は、「最近、胃がもたれてきた」と苦笑しつつ、クラブハウスを後にした。
(神戸担当 小野慶太)
2014/11/13 07:00