前々節・磐田戦(2△2)、前節・松本戦(1●2)とビッグゲーム2連戦で勝利を逃してしまった千葉。相手の出方もあるとはいえ、内容的にも完全燃焼とは言えない部分が残ってしまったことは否定できない。
歴戦の勇士・山口智は「順位が上のチームとやると、構えちゃって安パイに、大事に行こうとして裏目に出るのがこのチームの弱さ。それはもったいない」と指摘する。翻って今節は最下位の確定している富山と対戦するが、「上のチームとやるにしても下のチームとやるにしても、相手というよりも自分たちができるかどうかが大きい」と平常心を強調した。
また、試合前のロッカールームの雰囲気については「ナーバスになっているところもある」と見ており、「それをあまり試合に持っていかないようにしたい。純粋な気持ちで自分たちのプレーに徹することが大事だと思う」と語った山口智。その経験値は心強い限りだ。
(千葉担当 片村光博)
2014/11/13 07:00