昨日(11月11日)の「ポッキー&プリッツの日」に29歳の誕生を迎えた菅和範。祝福の言葉を伝えると、「遅いっすよー」と破顔した。プロ2年目から菅を見ているだけに「月日が経つのは早いよね」と会話していると、ちょうどそこに永芳卓磨が現れ、栃木がJ2に参入した2009年の開幕戦、対岐阜戦の話になった。
「開幕戦では俺と卓磨が(岐阜の)ダブルボランチを組んだんですよね。覚えてます?確か、僕の採点は7.0だったんですよ。(寸評には)『怒涛のセカンドボール奪取』と書いていただいて。卓磨も6.5を付けてもらった記憶があります」
エネルギッシュな菅は、アラサーになっても健在。前節の古巣・岐阜戦(第30節/3○0)ではアディショナルタイムを含めて5分間の出場に留まったが、試合を無失点で終わらせるクローザーの役目を滞りなくこなした。ミドルシュートが明後日の方向に飛んで行ったのはご愛嬌。渋みを増した菅のプレーが見られるのも、今季はあと2試合。ちょっぴり寂しいのは晩秋だからか。
(栃木担当 大塚秀毅)
2014/11/12 17:07