蜂須賀孝治はJFA・Jリーグ特別指定選手として2012年のJ1第34節・FC東京戦(2●6)でJデビューを果たした。翌2013年はJ1で20試合に出場したが、同年第34節・FC東京戦(0●2)の出場を最後に、右ひざ前十字靱帯断裂で長期離脱を余儀なくされた。今季8月に全体練習に復帰すると、CBで紅白戦や練習試合に出場。最近は、負傷前の公式戦同様にSBでプレーすることが多い。第31節・G大阪戦(1△1)では今季初めてベンチ入りした。
蜂須賀は「自分の武器は運動量で、それを評価してもらってSBでもプレーしていますが、ただ上下動するだけだと単調で相手に読まれてしまうことが多い」と、敵味方の状況にもっと合わせて、ボールのないところでの動きの質を上げようとしている。3日の練習試合・G大阪戦ではその一週間前の練習試合よりミスが減ったというが「まだ状況を読む力、そしてDFとしての安定感が足りない。残り少ない中でも、もっと質を上げることはできます」と向上心を持って、練習に取り組んでいる。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/11/12 17:01