29日の練習は、午前練だけでなく、指名選手のみによる午後練も行われた。小谷祐喜、秋山大地、岡田武瑠ら常連の若手選手以外にも、この日は永井龍、杉本健勇、南野拓実、キム・ソンジュンといった主力組も参加。1時間以上に渡って汗を流した。
メニューは、攻撃側が数的優位の対人トレーニングや6対6のミニゲームなど、シュートへつなげる意識やアイディアを刺激する内容となった。
守備の堅い甲府との一戦を前に、「小奇麗に、というイメージも抜けていない。もう少し強引にでもシュートやゴールを意識して欲しい」と大熊裕司監督は話す。
「(守備の堅い相手に対しては)一瞬しかシュートチャンスはないと思う。そこで仕留め切れるか。そういう意味では、今日の練習は良かった」とは南野。指揮官の意図するところをしっかりと理解し、選手たちは練習に励んだ。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/10/29 18:01