「5年目だし、100試合以上出ているので、長かった」
宇賀神友弥がそう言って笑ったのは、9月27日のJ1第26節・C大阪戦でついに生まれた自身のチャント。森脇良太とともに初めて、サポーターからチャントを歌われた宇賀神は、チャントができたことを「うれしかった」としたものの、「そういう試合で勝てなかったことが一番。個人としてあまり良くなかったし、チームとしても個人としても情けなかった」と、記念すべき試合で活躍、そして勝利できなかったことを大いに悔やんだ。
そして浮かれることなく、「作ってもらったのはうれしいけど、歌ってもらうためには活躍しないといけないので、もっともっと。チームとしての結果が一番だけど、個人としても結果を残して歌ってもらうことで初めて作ってもらった意味がある」とコメント。チャントが生まれたことを機に、より一層の活躍を誓っていた。
(浦和担当 菊地正典)
2014/10/01 18:30