週末に重要な富山戦が迫っている東京V。まだ新体制になって時間は経っていないが選手たちはチームの変化を感じている。
「練習は激しさを増している」というのは井林章。今季は球際で負けるところが多くあったが、その改善につながると感じている。
「バチバチいくところはいかないと」とベテランの平本一樹も激しい練習は歓迎で、「けがをさせてはいけないが、もしけが人が出ても『だったら自分がいくよ』っていうところも必要」と話す。チーム内での激しい競争は確実にチーム力のアップにつながる。
冨樫剛一監督も現役時代を振り返り「三浦知良と武田修宏の2トップを抑えたら自分は日本代表になれるんじゃないかとか、ビスマルクのパスコースを読めればとか、昔は対戦相手より紅白戦のほうがレベルが高かった。そりゃ日本代表+ブラジル人が相手ですから(笑)」と練習で培った自信が試合につながっていくとも話した。
「練習がすべて」と常日頃から言葉にしている冨樫監督の下で選手たちがどのような成長と結果を出してくれるのか。まずは20日の第32節・富山戦に注目したい。
(東京V担当 柴原貴彦)
2014/09/19 21:08