14日に行われたJ2第31節・群馬戦(1○0)で、工藤浩平がJ1・J2通算300試合出場を達成した。
この日は63分に交代出場すると、8分後の71分に大黒将志の決勝点をアシスト。相手のクリアミスを拾って、すかさず最終ラインの背後へ絶妙のパスを送り込んだ。
工藤本人は、「少し(外へ)ふくらんだけど、オグリさん(大黒)が合わせてくれた」とストライカーのシュートを褒め称えたが、川勝良一監督は、「オグリが最終ラインとギリギリの勝負をしているところを(工藤)浩平が狙ってくれた」とパスも賞賛している。
8月28日に30回目の誕生日を迎えた工藤。趣味であるファッションは「着こなしも天才」(原一樹・現北九州)とチームメイトから評されているが、30代になっての変化について、「明るい色、原色系を着ることが増えてきた」と語っている。
ピッチでも攻撃に彩(いろどり)を与えるプレーで、「次はJ1での記録(現在145試合出場)を伸ばしたい。そのためにも昇格したいですね」と上位進出を目指す。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/09/16 07:00