前節・京都戦で3-0の完勝を収め、連勝ストップから見事なリカバリーを見せた。リーグ序盤は失点の多さに悩まされてきたが、ここ6試合での失点はわずか『1』と守備面で長足の進歩を見せている。
安定感を増してきた千葉守備陣にとって、今節対戦する4位・北九州攻撃陣との対峙は一つの“テスト”になり得る。北九州は総得点こそ『21』と平均的だが、原一樹という絶対的なストライカーがいるからだ。
GK岡本昌弘が「原一樹くんは結構な仕事人なので、気を付けたい。動き出すし、決定力もある」と警戒すれば、清水時代のチームメート・兵働昭弘は「シュートがうまいので、エスパのときから出たら点を取るという印象は持っていた。足も速いし、ドリブルもできる。いまはシュートの幅も広がっていると思う」と賛辞を惜しまない。
京都戦では大黒将志を封じ込んだ。再びJ2を代表するストライカーを抑えることで、その自信をより絶対的なモノにしたい。
(千葉担当 片村光博)
2014/06/17 21:53