前節・山形戦(第30節/0●1)で相手との接触プレーで負傷して無念の途中交代となった馬場賢治。今週は別メニュー調整が続いた。12日午後に検査を行う予定となっているが、左足内側靭帯を痛めた可能性があるとのことで、「1か月ぐらいはできないかもしれない」と柱谷哲二監督は渋い表情を見せた。そして、「今年はずっとこんな感じだね」と嘆いた。
リーグ前半戦はけが人の多さに苦しめられたが、後半戦になっても石神幸征や中里崇宏といった主力として見込んでいた選手のけがが相次ぎ、馬場まで戦列を離れることとなってしまった。馬場は山形戦前の紅白戦で4得点決めるなど、「調子を上がってきただけに残念」と柱谷監督は唇を噛んだ。
とはいえ、リーグを戦うにあたってけが人が出ることは想定内。そのときこそチーム力が問われる時でもある。今節、新たにチャンスが回ってくる選手の活躍に期待したい。
(水戸担当 佐藤拓也)
2014/09/12 19:10