3日に行われたナビスコカップ準々決勝第1戦・柏戦で横浜FMのMF中町公祐が一時は同点となるゴールを決めた。DF小林祐三からの鋭いクロスを泥臭く胸で押し込んだシーンを振り返り、「もっとスマートに決めるはずだったんだけど」と笑う会心のゴールだった。
しかし、その場面で相手選手と接触して右足のすねを負傷。翌日に精密検査を行った結果、右腓骨骨折で全治4週間の見込みと診断された。
中町は1日に29歳の誕生日を迎え、それから最初の試合で見事なゴールを決めたが、同時に負傷というアクシデントに見舞われてしまった。本人は「たいしたことない」と強気に話したが、しばらくは戦線離脱を余儀なくされる。
MF小椋祥平とのボランチコンビがチームの好調を支えていただけに、中町個人はもちろんチームにとっても残念な負傷離脱になってしまった。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2014/09/05 15:38