20日に行われた天皇杯3回戦・名古屋戦(0●4)で高橋祐治が京都での公式戦デビューを果たした。
出場停止の石櫃洋祐に代わって右SBとしてフル出場。前半は工藤浩平とのコンビでサイドを攻め上がるなど攻勢に一役買ったが、後半は「相手にサイドを締められて、攻め上がる回数が減ってしまった」(高橋)と説明。守備でもJ1クラブを相手に好守を見せるシーンもあったが、「2回程やられた。他にいいプレーがあっても、その2回がDFにとっては大きい」(高橋)と自らを律する。
川勝良一監督はスタメン4人を入れ替えたことについて、「(出られない選手が多いから)思いっきり使いたい選手を使ったわけではない」と会見で述べたが、高橋に関しては、試合前に「祐治は使うよ。能力は高いし、どこかのチャンスで見てみたい」と期待を寄せていた。
評価は「ぎりぎり及第点」(川勝監督)。高橋も「0-4はすごく悔しい。もっと練習しないと」と手応えと課題の両方を感じた試合を糧に、更なる成長を誓った。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/08/23 11:39