前節は敵地での横浜FC戦(2●4)で完敗を喫した讃岐。試合序盤に先制を許してゲームプランを台無しにする“悪癖”が再発し、それに危機感をおぼえる岡村和哉は「また悪い時のチームの流れになってきている」と警鐘を鳴らしている。
その予兆は先週の練習にあった。そこまでの直近2試合を1勝1分けで乗り越え、決して戦績は悪くなかったが、練習では心なしか選手たちはいつもより覇気がなく、集中力を欠く場面も見られた。北野誠監督も選手たちに「前節(第26節・熊本戦/1-1)だって勝ってるわけじゃないんやぞ」と一喝していたが、岡村は自身も含めて「先週(の練習)は良くなかった」と反省の言葉を口にしている。
それだけに今週は練習の空気感は意識しているようで、「明日、明後日の練習でどこまでしっかりやれるか」と岡村。練習から質の高いプレーを続けることが今節の京都戦のカギを握ると考えている。
(讃岐担当 松本隆志)
2014/08/22 07:00