昨季はボランチとしての出場機会が多かった岡村和哉だが、今季はCBとしてチームの好調を支えている。戦術理解度だけでなく、北野誠監督の求めているプレーを最も理解している選手の一人だ。
好調の要因について尋ねると、「最悪1点取られたとしても崩れないような戦い方をしたい」と昨季大量失点で敗戦を喫した反省が活きているようだ。さらに「戦い方としては“攻めている間に怖さを感じさせるのが讃岐”と言われるようなチームになりたい。ポゼッションしているのに持たされているのが怖い。そう思わせる雰囲気をみんなで作っていければ、もっと強くなっていける。賢くというか、“また、こんな勝ち方をされた!”と言われるくらいで良いから、もっともっと嫌らしさを出してきたい」と熱弁をふるった。
どんな戦い方でも、極みを目指せる組織は強い。
(讃岐担当 柏原敏)
2015/03/25 17:52