名古屋へ移籍した川又堅碁に、弟のようにかわいがられていたのが小泉慶。
練習後に連れだって昼食へ行ったり、川又の車で出かけたり、誕生祝いをもらったり(http://blogola.jp/p/38509参照)。
小泉はお世話になった“兄貴”に感謝を伝えるべく、最後にクラブハウスに訪れた川又に手紙を渡した。これに照れたのか、川又は「お前の言葉で伝えてくれよ」と朗読を指示。小泉は「たった半年の付き合いとは思えないくらい、仲良くしてもらってありがとうございました」という内容を、その場(広報室)で堂々と読み上げたという。
「堅碁さんは笑ってましたけど、横で聞いてた事務の方が泣いてました」(小泉)。心の中では、川又も感涙していたはずだ。
激動の夏の移籍を経て、新潟のフィールドプレーヤーは20人でのリスタートとなる。「みんながチャンスだと思っているから、これからもっと競争が激しくなる」と小泉。気持ちはすでに戦闘モードに切り替わっている。
(新潟担当 野本桂子)
2014/08/14 07:00