甲府は13日、山梨大医学部グラウンドで山梨学院大とのトレーニングマッチ(35分×2本)を行った。
7月19日のJ1再開後は週中にゲームが入る日程に加え、10日に組まれていた東京農業大とのトレーニングマッチは台風の襲来によるグラウンドコンディション不良で中止。控え組の試合を「2週間以上やっていない」(城福浩監督)状況だったが、ようやくの実戦となった。
試合は甲府が前半29分に福田健介のボレーで先制。後半6分には途中出場の松本大輝が左サイド突破からゴールを決めて追加点を挙げた。1点差に追い上げられた同21分には松橋優がウィングバックの位置からゴール前に詰めてトドメの3点目。甲府が3-1で山梨学院大を下した。
第19節・仙台戦後のミーティングでは「決定率が18位ということは、J1にいる資格ない…というくらい厳しく言った」(城福監督)という指揮官の檄があったのだという。それを受け止めた選手たちの「足を止めないことをみんなが共通理解して持ったと思う」(松橋)という様子が垣間見える70分だった。
(甲府担当 大島和人)
2014/08/14 07:00