神戸は12日、J1第20節・柏戦へ向けて調整。お盆休み期間に入ったこともあり、多くのサポーターが詰め掛ける中、精力的に汗を流した。
J1第19節・新潟戦で決勝ゴールを挙げた河本裕之。J1第18節・浦和戦に続いてのゴールだけに、「感覚が研ぎ澄まされてきたか?」との質問には、「いまでも取れる気がしない(苦笑)」と、新潟戦直後のコメントと変わらず。ただ、「これまでずっと後ろの選手は得点をとれていなかった。その流れは継続しつつ、前の良さが出るようにしたい」と意気込んだ。
この日は、期限付き移籍で加入した枝村匠馬、石津大介が全体練習に参加。同時に髙柳一誠の熊本への期限付き移籍も発表され、一抹のさみしさが漂った。ただ、その髙柳の残り香を届けるように石津のダンディスムが練習場に彩りをもたらし、枝村はC大阪時代の同僚・シンプリシオとじゃれ合う一幕を見せるなど、温かいムードに包まれた。
河本は「2人ともふつうにしゃべっていましたし、コミュニケーションを取ってやっていきたい」と様子を伝え、新たなチームメートとともに上を目指す気持ちを伝えている。
(神戸担当 小野慶太)
2014/08/13 07:00