先週の土曜日(12日)、20年ぶりに天皇杯初戦で敗れた鹿島は、監督不在の1週間を過ごしてきた。関係者の訃報を受けたトニーニョ・セレーゾ監督が急きょ日曜日(13日)にブラジルへ帰国。月曜日(14日)から再開されたトレーニングは、石井正忠ヘッドコーチとマリオフィジカルコーチが分担して指揮する“スクランブル体制”となった。
とはいえ、天皇杯での屈辱に加え、監督がいないからこそ負けられない気持ちが選手たちを奮い立たせる。月曜日こそどんよりとした空気が漂っていたが、火曜日(15日)に全体で意思統一を図ったあとは集中力のある練習が見られている。
セレーゾ監督が日本に戻るのは金曜日(18日)の昼過ぎ。直接東京に入り、19日に行われる味の素スタジアムでのFC東京戦を指揮する予定だ。
(鹿島担当 田中滋)
2014/07/18 22:11