昨日(14日)の試合をもってスイスのバーゼルへ旅立ったC大阪の柿谷曜一朗。同じ大阪で育った寺田紳一は「(柿谷が)小さいころから名前はずっと聞いていた」という。ただ、学年は寺田のほうが4つ上のため、柿谷が自分のことを知っているとは思っていなかった。しかし、両者がトップチームに昇格し練習試合で対戦したときに、柿谷から声を掛けられた。そのことが「少しうれしかった」のだという。また、その数年後に寺田がチームメートと食事をしていた場に偶然、柿谷もチームメートと訪れており、一緒に食事をしたこともあった。
そんな縁もあって今回のW杯でも柿谷の活躍を期待していたという寺田。思うような結果は出なかったが、「本人が一番悔しかったと思う」と気遣う様子だった。今回の移籍についても「曜一朗は自分が一番チャンスやと思ってるはずなので、結果は出るはず」とエールを送った。
(横浜FC担当 村田亘)
2014/07/16 20:16