移籍か、残留か――。渦中の柿谷曜一朗の状況について、3日、マルコ・ペッツァイオリ監督と勝矢寿延強化部長が言及した。
ペッツァイオリ監督は、1日の午後に約10分間、直接、柿谷へ気持ちも伝えている。その時点での立場としては、「彼の気持ちは分からないが、監督として、チームの中心を担うトップクラスの選手にいてほしいと思うことは当然のこと。セレッソの選手として活躍してくれることを望んでいる。クラブの上層部の方にも自分の意見は伝えている」と話した。
3日も、「これから何が起こるか分からないが、まだ彼はセレッソの選手だと思っている。彼とともに戦っていくことを考えている」と話し、自身の気持ちに変化はないことを強調した。
また、勝矢強化部長は、「現状でお伝えできることは何もない。(柿谷が退団の意思をすでにクラブに伝えた、との報道もあったが?)何も聞いていない。W杯が終わってから、彼とはまだ会っていない。戻って来てから」と話すにとどめた。
柿谷は4日、C大阪に合流予定。直接、本人から肉声が届けられるものと思われる。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/07/03 17:52