前節の熊本戦(4○0)にて、愛媛は攻守両面でアグレッシブな姿勢を貫き、今季ベストゲームと言える内容で完勝したが、重要なのはそのサッカーの継続性。それはチームとしてはもちろん、個人としても同じことが言える。
特にそれを重要視しているのが西田剛だ。西田は前節、最前線で献身的な動きを見せ、全得点に関わる活躍を披露したが、「昨季、結果を出した次の試合で退場になったりして流れに乗れなかった」。今季第7節の富山戦(4○0)でも2ゴールを奪ったあとの翌週のトレーニングでけがをし、「今季も同じ失敗を繰り返している」と良い流れが断ち切れてしまうことを気にしていた。
しかし、今週はここまで順調な仕上がりを見せるなど、練習でのアグレッシブさにはさらに拍車がかかる。「まだ明日も(練習は)あるので、あと1日集中してやりたい」と、はやる気持ちを抑えてはいたが、今節は心身ともにベストの状態で試合に臨めそうだ。
(愛媛担当 松本隆志)
2014/07/03 18:06