累積警告により、第17節・千葉戦(1○0)を欠場したが、前節・東京V戦(5○0)では先発に復帰。セットプレーから鋭いキックを見せ、武田英二郎は5得点の大勝に貢献した。
自身が欠場しながらも千葉戦でチームは勝利。その流れの中で先発復帰したため、「自分が出なくてチームが勝ったあとだったのに、試合に出させてもらったので覚悟や責任を持って臨んだ」と、自身にプレッシャーをかけた上で結果を出してみせた。
福岡はCKの際、従来であれば左右でキッカーを変えるが、東京V戦では武田が両方ともキッカーを務めた。どんな背景があったのか本人に尋ねると、こんな答えが返ってきた。
「特に理由はなくて(笑)、自分が近かったから(右のキッカーの中原)秀人に『オレ、蹴っていい?』と確認したら『いいですよ』という感じだったので自分が蹴った。それでアシストできてキックの感じが良いなと思ったので、後半も自分が両方とも蹴った。アシストしたから良かったけど、入っていなかったら怒られていたかもしれないです(笑)」。
(福岡担当 杉山文宣)
2014/06/20 18:23