前節・磐田戦(0●4)。前半に喫した2点のビハインドを追い上げるため、後半からピッチに立ったのが井上平だった。
昨年の春先に大けがを負って以降の公式戦出場。結果的に敗れたとはいえ、帰ってきた背番号14の登場にはサポーターから拍手が送られた。
「だいぶ久しぶりでキツかったけど、楽しかった」
美尾敦と2トップを形成すると、周囲を生かすための体を張ったプレーで流れを引き寄せる時間帯もあった。「うまくボールを引き出せなかった」と反省しつつ、「オレは個人で崩すタイプではないので、フリックや周りとの連係で崩したい。2、3回はミーちゃん(美尾)とそういう場面が作れたとは思う」と振り返る。
この日も中京大との練習試合に出場。プレーした1本目は攻撃がかみ合わず0-1で敗れてしまったが、足の状態については、ほとんど不安もないとのこと。「長く休んだぶん、ここからまた頑張ります」と、次の出番に向けて頭を切り変えていた。
(岐阜担当 村本裕太)
2014/06/17 19:28