和歌山キャンプ2日目の17日は、午前・午後の2部練習となった。16日に就任が発表されたマルコ・ペッツァイオリ監督もグラウンドで指揮。午前練習後、初練習の感想について、「選手たちは集中して練習に臨んでくれている。選手間では、すでにコミュニケーションが取れているように思う。われわれスタッフと選手の間にも信頼関係を築いていきたい」と話した。
今キャンプでの目的については、「まずは選手をしっかり見ること」とキッパリ。具体的な目標や志すスタイルについては、「いまのところは何とも言えない。どの監督でも哲学は持っているが、選手をよく見て、その上で自分の哲学とどう合うのか見極めたい」と語るにとどめた。
午後練習では、昼過ぎから降り出した雨が本降りとなる中、紅白戦も行われた。離脱者の関係で11対11にはならなかったが、「選手が自分たちのポジションでどのようなプレーをするか見たかった」とその狙いを明かした。
反攻のきっかけとしたい和歌山キャンプ。まず新監督は選手の見極めに力を注ぐ。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/06/17 19:13