16日、C大阪の和歌山キャンプがスタートした。練習前に行われた地元の歓迎セレモニーでは、クラブを代表して和歌山県出身の酒本憲幸があいさつ。「僕にとって地元。いつも以上のプレーがこのキャンプでは出せる。チームも結果が出ていないので、串本キャンプを機に、中断明けで順位を上げていきたい」と話した。
また、同日には新監督も決定。イタリア人のマルコ・ペッツァイオリ監督を招へいした理由について勝矢寿延強化部長は、「若手指導経験が豊富であり、育成を大事にするセレッソのクラブカラーと合致する点。現代サッカーの主流であるドイツサッカーを日々勉強している点。水原三星(韓国)でのコーチ経験から、アジアの文化、アジア人を知っている強み。対話を重ねた中で感じた人間性」の4つを挙げた。
「新監督を信じて付いていきたい。このキャンプではいろいろな話もすると思う。リーグ再開まで時間も少ないので、コミュニケーションを取っていきたい」と酒本。ペッツァイオリ監督は17日のトレーニングから指揮を執る予定だ。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/06/16 20:09