24日に行われるナビスコカップ第5節・甲府戦に向けて、大熊監督は連戦の影響も考慮してフレッシュな選手たちに出場機会を与えることを明言している。ナビスコカップ前節・名古屋戦に途中出場した橋本晃司や泉澤仁には、チャンスを生かすために一層の奮起が求められる。
「いまは(ゴールを)ゲットする選手になり得る選手がいない」と語る大熊監督だけに、すでにナビスコカップでは結果を残している橋本に対しては「技術もあるしシュートもうまいので、どうにか結果を出してほしい」と期待している。
また、名古屋戦で久々の出場機会を得た泉澤については「今までは(出場時間が)10分ずつだったけど、その10分の質は上がってきている」と一定の評価を与え、ここから続く連戦での積極的な起用を示唆。泉澤もゴール前でクオリティーを発揮できるという意味で希少な人材だけに、その起用の成否は今後のチームにとってもターニングポイントになるかもしれない。
(大宮担当 片村光博)
2014/05/23 18:37