「プロに入って対戦したかった相手」と、FC東京U-18出身の藤原広太朗は言う。昨季はカテゴリーが異なり、天皇杯での対戦もなかったため、“今季はJ1で戦える”と心待ちにしていたそうだ。
今季は昨年末に受けた手術の影響で別メニューが続いていたが、4月のナビスコカップグループリーグ第3節・浦和戦(3●4)で公式戦に復帰し、「復帰戦の約1カ月後がFC東京戦だったので、そこまでに良い状態で出場できれば」(藤原)と考えていたそうだ。しかし、実際は復帰以降、すべてのリーグ戦に先発で出場しており、昨季チームで唯一全試合出場を果たした鉄人ぶりを今季も発揮している。
プライベートでもFC東京の選手と親交の深い藤原は「年に一度は、ごんちゃん(権田修一)や吉本(一謙)君らとフットサルをして話をします。試合に出場している選手も多いので楽しみ」という。さらに、今節は徳島のホーム初勝利を目指して「徳島にも、FC東京にも、恩返しできるようなプレーがしたい」と意気込みを語った。
(徳島担当 柏原敏)
2014/05/08 23:42